聖書について
- 歴史の背後に神の意思が働いている -

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・ユダヤ民族の歴史の不思議を見れば、歴史のなかに「 神」がいる
 としか思えない。
・「神」は、ユダヤ民族を選民(神の救いの先行者)とし、
 「人類すべてを救済」しようとしれおられる。
・このようなわけで、ユダヤ民族は、全人類にたいし「救済」
 という神のメッセージを広める使命を担ってきたのである。

・アッカド  シュメール エジプト アッシリア バビロニア
 ペルシャ  ギリシヤ  ローマ  ビザンチン イスラム
 ヨーロッパ等文明の盛衰の繰り返しにおいて、ユダヤ民族は
 一度も覇権を握ったことはなかった。
・しかし、これらの文明のなかに常にユダヤ民族が存在していた。
 4000年の昔から現代まで存在し続けている民族が他にいるで あろうか。
 かって覇権を握っていた民族は、今文明のどこに存在しているのか。

・ユダヤ民族は、民族の祖「アブラハム」のBC2000年から現代までの
 4000年間、思想の連続性を保っている。
・しかも、ユダヤ民族は祖国を失い、祖国を追われながら、存在し続け、
 思想の連続性を保ち、その時代その時代の文明を担ってきた。
・世界の大きな思想、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、共産主義は
 ユダヤから生まれている。
 また、世界最初の資本主義者はアラブ人といわれているが、
 この資本主義の生成にもユダヤ人は手を貸している。

・ユダヤ民族は祖国を失い、世界各地に離散(デアスポラ)しているが、
 この離散は、ユダヤ民族を滅亡の運命に追いやるものではなく、
 生き残るための要因であった、といわざるをえない。