聖書について
- イスラエルにとっての「土地」の意味 -

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・旧約聖書では、神による土地譲与の「約束」と
 その「成就」についての話が多く出てくる。
・わたしは(神)、あなたと(アブラハム)後の子孫と
 にあなたの宿っているこの地、すなわちカナンの全地
 を永久の所有として与える。そしてわたしは彼らの神
 となるであろう。             創7:8

・イスラエル(旧約)にとって、土地は単なる「物的財産、
 生産手段」ではない
・たとえば、「ナボトのぶどう畑」の話
 アハブ王が、ナボトという人のぶどう畑を、充分な値で
 ゆずってほしいと頼んだが、すげなく断った。ことから
 持ち上がった事件。           列王21:
・イスラエルの「土地」の決まりは、王といえども自由に
 ならない決まりである。

・もし、誰かが落ちぶれて「土地」を売った場合、兄弟は
 その土地を買い戻してやらなくてはならない。自分が買
 いもどすことが出来るようになったなら、
 買いもどさなくてはならない。
 またたとえ、買い戻せなくても、50年ごとに巡ってく る
 「ヨペルの年」には、その土地はもとの持ち主に
 返さなくてはならない。という決まりがある。 レビ25 :

・土地は永代には売ってはならない。土地はわたし(神)
 のものだからである。あなたがたはわたしとともにいる
 寄留者、また旅人である。           レビ25:23

・「土地」は嗣業でる。即ち、神のわざ(救い)を受 継ぐ
 相続財産である。