聖書について
- 罪について・・旧約時代 -

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・旧約時代の概念では、「律法違反」が即ち罪である。
 罪の値は死である。

・律法は、ユダヤ教では、613あるといわれている。

・ユダヤ民族が苦難にあうのは、神の裁きによる罰である、と考えた。
 神に、現状の苦難から救ってもらうためには、
 律法を忠実に実行しなくてはならない。

・そこで、律法を熱心に学び、教え、また厳密に実行する、
 「律法学者」や「パリサイ人」が現れた。

・この人たちは上層階級の人達で生活に余裕があり、
 律法を学ぶことや、行うこともできたが、

・生活に余裕がなく学ぶことも行うことも十分に出来ない
 人達「地の民」は「蔑み」の対象となり、また自己卑下
 せざるを得ない状態におかれることとなった。

・即ち、律法が「罪造り」となってしまった。
 これが「律法主義」の状態である。