聖書について
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・パウロは、ダマスコの回心以前はキリスト教の迫害者であったが、 回心後、原始キリスト教史上最初の思想家、 また世界伝道者となった。 ・パウロの言行録は使徒行伝に、またパウロ自身多くの手紙を、 新約聖書に残した。新約聖書の3分の1はパウロが書いた、 といわれている。 ・パウロはラテン名、ユダヤ名はサウロ。 ・西暦元年前後の生まれ、イエスと同年か数才年下である。 ・キリキアのタルソで生まれ、ヘレニズム世界で育ち、 ギリシヤ語に熟達していた。 ・ローマの市民権をもっていたが、 民族的には、生粋のユダヤ人であった。 ・職業は、革製の天幕作りであった。 ・パリサイ人であた。 エルサレムで、パリサイ派の律法学者ガマリェルのもとで 学んだと伝えられる。 ・自ら「律法を守ることにかけては落ち度のない者、 律法熱心については、同年輩の多くの者にまさっていた」といっている。 ・ダマスコの回心以前はキリスト教の迫害者であった。(使徒8:1) ・キリスト教に回心した後は、徹底した律法主義否定を説く。 パリサイ人であったからこそ、原始キリスト教会の中に、 ユダヤ教と本質的に異なったものを敏感に見て取ったのであろう。 ・異邦人の使徒となり、異邦世界に伝道した。 AD64年頃、ローマで皇帝ネロの迫害にあい殉教した、 と伝えられてる。クレメンスの手紙に記載 |