新約聖書中の一書で公同書簡と呼ばれるものの一つ。新約聖書におさめられた諸書の中では
本書がもっとも遅く成立したという見解でリベラル派の聖書学者たちは一致しているが、
福音派はこれに同意せず、殉教する直前のAD68年ごろにペテロによって書かれたと考えている。
本書は死を目前にしたペトロによって書かれたという(1:14)、この部分がオリジナルなものか、
あるいは後から付け加えられたものかについては議論がある。どちらにせよ、この部分は、
著者が自分の死期を予期するなど超自然的な能力を持っていることを示す箇所と見られていた。
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