旧約聖書

ハバクク書

 
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 旧約聖書(ヘブライ語聖書)中の一書であり、ユダヤ教では「後の預言者」に分類され、
キリスト教では預言書(十二小預言書)に分類する。十二小預言書の8番目の預言書。3章からなる。
正教会では『アワクム書』と呼ぶ。
 著者についての伝記的情報は不明。『ハバクク書』には「預言者」とのみ記されている。
文体と内容から、エルサレム神殿に所属する預言者であった可能性が推測されている。
 『ハバクク書』はユダヤが直面する民族的困難が増大する時代にあって、疑念が付されてきた神への絶対的な信頼と
能力の妥当性という問題を扱っている。この時代の中東においては、神の絶対的な権能は、
それを崇拝する国家の国力と直接に結び付けられていた。ユダヤ民族の衰退はこれを疑わしめるものであったが、
ハバククは「民の悪行に対する神の怒り」「異民族による怒りの執行」という観点に立つことによって、
民族的困難と神への信頼を両立させる。
(詳細 出典:Wikipedia)
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ハバクク書1
ハバクク書2
ハバクク書3