新約聖書に収められた書簡の一つ。使徒パウロと協力者テモテからコリント(コリントス)の教会の共同体へと宛てられた手紙である。
『コリントの信徒への手紙一』を記した後、パウロは小アジアの都市エフェソスを離れてマケドニア州へ向かうことにした。
エフェソスでの宣教活動は成功を収め、それがためにパウロは反対者の活動によってエフェソスにいることが
難しくもなっていたのである。エフェソスから陸路トロアスへ到着したパウロはそこから海路、
マケドニア州へ入るつもりであった。しかし第一の書簡を運んでコリントへ行っていたテトスとトロアスで
合流しようというもくろみはうまく行かなかったので不安にかられた。しかしマケドニアのフィリピでテトスと再会することが出来、
二人は喜び合った。パウロはテトスからコリントの共同体の状況について聞くことができた。
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