旧約聖書中の一書で、伝統的に三番目に置かれてきた。モーセ五書のうちの一書。
ヘブライ語では冒頭の言葉から「ワイクラー」と呼ばれるが、これは「神は呼ばれた」という意味である。
内容は律法の種々の細則が大部分を占めている。
古代、ユダヤ教では『レビ記』の内容を神がシナイ山でモーセに語ったことであるとみなし、律法の源泉として尊重してきた。
キリスト教にモーセ五書が受け継がれたとき、ユダヤ教の儀式から離れたキリスト教徒たちは、
『レビ記』を「イエス・キリストの祭司職の予型」として新たに解釈しなおした上で受け入れた。
このような『レビ記』解釈は『ヘブライ人への手紙』などに見ることができる。
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