旧約聖書におさめられた古代ユダヤの歴史書の1つ。元来、『サムエル記』とあわせて1つの書物だったものが
分割されたようである。また『列王記』自体も上下にわかれているが、これは七十人訳聖書以来の伝統である。
また、正教会においては『列王記第三』、『列王記第四』と呼称される。内容的には『サムエル記』のあとを受け、
『歴代誌』へと続いていく。ユダヤ教の分類では『ヨシュア記』『士師記』『サムエル記』と共に「前の預言者」にあたる。
この書物の原作者は、伝統的にエレミヤであると伝えられている。
・イスラエルとユダの王国(下1:1-17:41)
・イスラエルの王アハズヤとヨラム(下1章-3章)
・エリシャの奇跡(下4章)
・ナアマンとエリシャ(下5章)
・エリシャの物語(下6:1-8:15)
・ユダの王ヨラムとアハズヤ(下8:16-8:29)
・イエフの反乱(下9章-10章)
・祭司ヨヤダとアタルヤ(下11章)
・ユダの王ヨアシュ(下12章)
・イスラエルの王ヨアハズ、ヨアシュ(下13:1-13:13)
・エリシャの死、イスラエルの戦い(下13:14-13:25)
・ユダの王アマツヤとイスラエルの王ヤロブアム2世(下14章)
・ユダの王アザルヤ、イスラエルの王ゼカルヤとシャルム、メナヘム、ペカフヤ、ペカ(下15章)
・ユダの王アハズ(下16章)
・イスラエルの王ホシェアと北イスラエルの滅亡(下17章)
・紀元前721年以降のユダ王国(下18:1-25:30)
・ユダの王ヒゼキヤ(下18章-20章)
・ユダの王マナセ、アモン(下21章)
・ユダの王ヨシヤ(下22:1-23:30)
・ユダの王ヨアハズ、ヨヤキム、ヨヤキン、ゼデキヤ(下23:31-24:20)
・エルサレムの陥落、ヨヤキンの監禁と解放(下25章)
(詳細 出典:Wikipedia) |