旧約聖書におさめられたユダヤの歴史書。2巻に分かれており、ダビデの死までが書かれた巻は上や第一、
第一巻などと呼ばれ、バビロン捕囚までが書かれた巻は下や第二、第二巻などと呼ばれる。『サムエル記』『列王記』と
内容が重複している。ユダヤ教では「預言書」でなく「諸書」の1つになっている。この書物の原作者は、
伝統的にエズラであると伝えられている。内容としては『サムエル記』、『列王記』をもとにしながらも、
独自の資料も用いてイスラエルの歴史を再構成している。特徴としては神殿についての記述や職制の人名リストが多いこと、
北イスラエル王国の歴史を完全に無視していることなどがあげられる。
・ソロモン王の治世(下1章〜9章)
1章 ソロモンの知恵
2章〜7章 神殿の建築
8章 ソロモンの事業
9章 シェバの女王とソロモンの富
・王国の分裂(下10章)
・捕囚にいたる南ユダ王国の歴史(下11章〜36章)
11章 ユダの王レハブアム
12章 エジプト王の攻撃
13章 ユダの王アビヤ
14章〜16章 ユダの王アサ
17章 ユダの王ヨシャファト
18章 預言者ミカヤとアハブ王
19章〜20章 ヨシャファトの事跡
21章 ユダの王ヨラム
22章〜23章 ユダの王アハズヤと母アタルヤ、祭司ヨヤダ
24章 ユダの王ヨアシュ
25章 ユダの王アマツヤ
26章 ユダの王ウジヤ
27章 ユダの王ヨタム
28章 ユダの王アハズ
29章 ユダの王ヒゼキヤ
30章 過越祭
31章 ヒゼキヤ王の改革
32章 センナケリブの攻撃
33章 ユダの王マナセ
34章〜35章 ユダの王ヨシヤ
36章 ユダの王ヨアハズ、ヨヤキム、ヨヤキン、ゼデキヤとバビロン捕囚
(詳細 出典:Wikipedia) |